前髪だけ薄い・割れてしまう原因は？短時間で上手にセットする方法も紹介

2021年7月17日 2021年8月27日

nicomaria

サイドなどには充分なボリュームがあるのに、前髪だけ薄い、あるいは割れてしまうというお悩みをお持ちではないでしょうか。

今回はその原因と対処法、予防法を詳しくご紹介します。朝の忙しい時間帯に、なるべく手早くきれいにセットするための方法も解説するので、なかなか前髪が決まらないという方はぜひ参考にしてください。

前髪だけ薄い・割れるのは「生え癖」が原因かも？

前髪だけが薄い、あるいは割れてしまうという問題は、「生え癖」が原因で起きているかもしれません。生まれつきの癖や、長く同じ分け方を続けたことなどが原因で、髪の流れに癖がついてしまい、薄さが目立ったり割れてしまったりするのです。

たとえば、お風呂上りに自然乾燥させたり、適当に乾かしたりしていると、その生え癖がはっきりと出てしまいます。そのままの習慣を繰り返していると、女性でも薄毛が進行することがあるため要注意です。

生え癖が気になる場合は、正しい乾かし方をマスターするだけでも高い確率で改善できます。重要なポイントとなるのは入浴後の乾かし方なので、3つに分けて詳しく解説します。

髪の毛そのものは長く湿ったままですが、地肌はお風呂から上がって約2分後には乾いてしまいます。地肌が乾くと癖がつきやすくなるので、入浴後はなるべく早くドライヤーで乾かしましょう。なかには自然乾燥させるという方もいらっしゃると思いますが、自然乾燥では癖がより強く出てしまいます。

ドライヤーの当て方は、上から下に向けることが鉄則です。下から吹き上げるように乾かしてしまうと、髪が逆立ってしまい、前髪が浮く原因になります。最初は温風を使って乾かし、乾いてきたら冷風に切り替えて落ち着かせることが、長時間スタイリングをキープさせるコツです。

割れてしまう逆側からドライヤーを当てること、空いて見える部分をカバーすることが可能です。ドライヤーを当てる位置や角度にも癖がつきやすいので、意識的にドライヤーの角度を変えてみましょう。

朝、準備で忙しいのに「前髪が決まらない」「前髪が割れる」と焦った経験のある方も多いでしょう。ここでは、前髪を朝の少ない時間で、手早くセットするための2つの方法をご紹介します。

スタイリングをする前に、前髪の根元を水で濡らしてから乾かしてみましょう。こうすることで、すでについてしまっている癖を一度リセットしてスタイリングができます。霧吹きを使って、ピンポイントで気になる部分を濡らすと便利、かつスムーズです。

根元を濡らしたあとは、癖とは反対側の方向に向かってクシでとかしながら乾かしましょう。この際は、クシでとかすときと同じように、癖とは反対側からドライヤーを当てることがポイントです。

クシとドライヤーでセットする以外に、ヘアアイロンを使うという方法もあります。

前髪をとかして、癖のついた気になる部分にヘアアイロンを当てることによって、スタイリングの自由度が大幅に増します。このとき、毛先を中心にヘアアイロンを当てて巻くと、スタイリングが成功しやすくなります。

また、高温で繰り返し当てると、髪が痛むだけでなく失敗しやすいので、温度調節のできるヘアアイロンの使用がおすすめです。120°前後に設定し、ゆっくりとアイロンを通すと失敗しにくくなります。

持ち運びできる小さなヘアアイロンも販売されているので、スタイリングを長時間キープさせられないという方は、バッグにしのばせておけば、外出先でもスタイリングを修正できるので安心です。

ここまで、ご自身でできる対処法をご紹介しましたが、いざ試してみるとうまくいかないこともあるでしょう。そんなときは、髪のプロである美容師へのご相談をおすすめします。

美容室では、カットすることで薄い・割れてしまう前髪を改善したり、ストレートパーマをかけたりといった、お客様のお悩みに合わせた提案と施術が可能です。癖に合ったカットをするだけでも、日ごろのセットがとてもかんたんになります。

前髪が薄い・割れてしまう原因の1つとして、生え癖が考えられます。お風呂上りになるべく早くドライヤーを使って乾かしたり、ドライヤーを当てる角度を変えたりすることで対処できます。また朝、短い時間で前髪をセットするなら、水で濡らしたりヘアアイロンを使ったりする方法がかんたんです。

ニコマリアでは、薄さや割れが目立たない、似合わせカットをご提案できます。また、ツヤツヤに仕上がるストレートパーマなどの施術も可能です。自然な丸みをつけ、もともとの髪質のような仕上がりにできます。薄い前髪や割れる前髪でお困りなら、ぜひニコマリアにご相談ください。