パーマが長持ちするお手入れ方法とは?スタイリングのテクニックも伝授
せっかくかけたパーマが、思っていたよりも早く落ちてしまいガッカリした、という経験をお持ちの方もいるでしょう。気に入っているスタイルは、できるだけ長持ちさせたいものです。
そこで今回は、パーマを長持ちさせるお手入れ方法のほか、スタイリングのテクニックもご紹介しましょう。
パーマが落ちやすくなる3つの原因
パーマが落ちやすくなる原因として、以下の3つが考えられます。髪質の問題もありますが、タイミングやお手入れの方法によっても、もちが変わることを知っておきましょう。
傷んでいる髪にパーマをかけた
髪のダメージがひどい状態のままパーマをかけると、パーマ液がじゅうぶんに浸透しません。まずはたんぱく質が髪に戻るまで、髪の傷みを解消させましょう。
手入れ方法を間違えている
パーマを行ったあとのお手入れの方法を間違えると、パーマの寿命を縮めてしまいます。たとえば、入浴後に自然乾燥させるというのはパーマにとってよくありません。髪が濡れると、髪を保護するキューティクルが作用しなくなり、ダメージを受けやすくなってしまいます。
髪質
髪質がゴワゴワしている方の場合、どうしてもパーマがかかりにくくなります。髪質がやわらかすぎる場合も、髪の毛の内部にあるべきたんぱく質が足りず、パーマ液がしっかりと浸透しません。
長持ちさせるコツは?パーマの正しい手入れ方法
パーマが落ちやすくなる原因を踏まえたうえで、パーマを長持ちさせるためのコツを伝授します。正しいお手入れをするだけでパーマのもちは激変するので、これから解説する5つの方法を試してみましょう。
施術当日のシャンプーは控える
施術当日はパーマ液が浸透しきっていないため、不安定な状態です。このタイミングでシャンプーをしてしまうと、せっかくのパーマがリセットされてしまうので注意しましょう。最低でも1日、できれば48時間程度はシャンプーを控えることがおすすめです。
シャンプー時は優しく洗う
施術から数日が経過しても、まだ髪の毛はデリケートな状態のままです。ゴシゴシ洗うと摩擦によって髪の毛に傷がつき、髪質の悪化を招いてしまいます。シャンプーはできるだけ優しく、包み込むように行いましょう。具体的には以下の手順でシャンプーします。
①シャンプーの前にブラッシングで髪をとかす
②38度前後のお湯で予洗いする
③シャンプーを手に取って泡立ててから使う
④指の腹を使って優しくマッサージするように洗う
⑤シャンプーが頭皮に残らないよう丁寧にすすぐ
シャンプーを使っているときだけでなく、その前後も髪の毛を丁寧に扱いましょう。
トリートメントを活用する
紫外線などのダメージから髪の毛を守るために、トリートメントを活用してお手入れしましょう。トリートメントには、洗い流すタイプと洗い流さないタイプがあります。傷んだ髪を集中補修したい方は、2つのトリートメントを使い分けると良いでしょう。
ドライヤー時はカールを意識して乾かす
ドライヤーを使って乾かすときは、カールを意識することが大切です。ドライヤーの手順を、ステップごとに詳しく解説しましょう。
①乾かす前にトリートメントをつける
温風によるダメージを緩和するために、トリートメントをつけて保護します。
②上から下に向けて乾かす
下から吹き上げるとパーマの形を崩すこともあるので、上から下に向けてドライヤーを当てましょう。
③毛先は優しく握りながら乾かす
毛先の部分は優しく握り、カールを再現するように意識しながら乾かしましょう。
くしは目の粗いものを使う
目の細かいくしを使うと、髪をサラサラにとかしすぎてしまいます。あえて粗いものを選んだほうが、パーマの質感を維持しやすくなります。
パーマのカールを上手に出す!スタイリングのテクニックを伝授
最後に、おすすめのパーマのスタイルと、スタイリングのテクニックをご紹介します。パーマ初心者の方でも楽しみやすいスタイリングがあるので、不安に感じている方もぜひ試してみてください。
デジタルパーマのスタイリング
施術に2~3時間ほどかかりますが、長ければ半年程度はスタイルを維持できることが特徴です。スタイリングの際は、ミストで毛先を濡らし、揉みこむように指で触りながらドライヤーをかけます。仕上がってきたらワックスをつけて、軽く遊ばせるようにセットしましょう。
コールドパーマのスタイリング
薬剤の力だけでパーマをかけるコールドパーマは、ナチュラルな仕上がりになることで人気です。スタイリングの際は、最初に髪全体を湿らせることがセットを成功させるコツです。ムースやジェルを使ってウェットに仕上げ、ドライヤーの弱風で整えましょう。
エアウェーブのスタイリング
しっとりとした印象を与えられるエアウェーブは、まるで元々の自分の髪がそうだったかのような仕上がりを実感できます。ドライヤーでしっかりと乾燥させるとき、毛先を手で握ってカールをつけることがポイントです。滑らかな仕上がりになることがエアウェーブの特徴なので、スタイリング剤はムースやヘアクリームとの相性がバッチリです。
ニコマリアではトリートメントをミックスした「パーフェクトウェーブ」として施術しております。
まとめ
パーマが落ちやすくなる原因は、髪が傷んでいるときにパーマをかけたか、お手入れの方法が間違っているか、髪質が合わないかのいずれかです。パーマを長持ちさせるためには、施術当日のシャンプーの控え、トリートメントを活用しながら丁寧にお手入れしましょう。
ニコマリアでは「モイスチャーパーマ」「ハイブリットパーマ」「パーフェクトウェーブ」「デジタルパーマ」の4つのメニューをご用意しており、お客様に合ったパーマをご提案できます。ご自宅に帰ってからもスタイリングがしやすく、お手入れがかんたんなパーマの施術が可能ですので、ご希望の方は、ぜひニコマリアにご相談ください。